大堂(本堂)

 

大堂(本堂)


摩尼殿(まにでん)は大堂とも呼ばれ、度重なる改修を繰り返し、現在の摩尼殿は17世紀後半のものである。

お堂の中央には虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)、その両側には日天子、月天子を祀る。さらにその外側には不動明王と毘沙門天を祀り、正面右手奥には六老僧の一人・日向上人、左手奥は妙見菩薩(みょうけんぼさつ)の遥拝所としている。更に左手手前には位牌堂を安置し、建物回廊右側には閻魔堂(えんまどう)がある。 また、宮殿や厨子は江戸の彫刻大工・嶋村唐四郎(しまむらとうしろう)の作である。堂内の欄間には、十六羅漢とその弟子が智慧(ちえ)の宝珠を授かる一場面や、東端は持国天、西端は広目天、宮殿斜め上には唐獅子牡丹が彫られている。また、正面頭上には、江戸時代の有名な宮彫り師・後藤義光(ごとうよしみつ)作の梵字額が飾られている。

虚空蔵菩薩は、智慧と福徳を人々に授ける菩薩とされ、左手に持っている宝珠は智慧と福徳の象徴である。日蓮聖人も幼少の時より、虚空蔵菩薩に「日本第一の智者となし給え」と願をかけ、ある時、虚空蔵菩薩が聖人の前に高僧となって現れ、智慧の宝珠を与えられた。

現在の虚空蔵菩薩像は、江戸時代の1716年に天瑞(てんずい)和尚によって作られたものである。高さはおよそ7尺、一刀一礼をもって彫り、一万二千六百拝に至ったと伝えられている。また、日蓮聖人の拝された虚空蔵菩薩像はこの仏像の胎内に納められていると伝えられている。

01. 仁王門 07. 宝物殿 13. 道善房墓所 19. 日蓮聖人銅像
02. 大堂(本堂) 08. 本院 14. 報恩殿(つつじ) 20. 女人堂
03. 祖師堂 09. 凡血の笹 15. 千年杉 21. 涕涙石
04. 鐘楼堂 10. 石幢(髪塚) 16. 星の井戸 22. 清澄八山

05. 観音堂 11. 妙見堂 17. 練行堂 23. 布袋尊
06. 中門 12. 信育道場 18. 旭が森 24. モリアオガエル